今回はジャマイカやレゲエ界で使われているレゲェ用語・パトワ語についてお話します。
レゲエには歴史があり、その過程で様々な独自の言葉(呼び方)が生まれました。
ラスタ
…ラスタファリズムという宗教思想。
ラスタファリズム
…マーカス・カーヴィーが指導する黒人地位運動が発展したもの。
ガンジャ
…レゲエのシンボルであり、マリファナのこと。自己解放の為に、神様がくれたありがたい自然の恵みとして、ボブ・マーリィ達も愛好家だったらしいのですが、ジャマイカでももちろん違法。
パトワ語
…ジャマイカの公用語である英語のジャマイカ訛り。
ジャー(Jah)
…黒い肌のキリストで、ラスタファリズムにおいての神。ジャーラスタファライ。
バビロン(Babylon)
…虚飾が渦巻く=邪悪な世界(現実)、つまり権力や罪悪が集まった地。
現場では警察官に対してこの言葉を使ってDISSすることが多い。
ザイオン(Zion)
…ハイレセラシエのいるエチオピア=天国として、奴隷である黒人が信じていた約束の地。
ラガマフィン
…意味としては2通りあり、ラガ・マフィン・スタイルといわれるおシャレな不良の若者の意味と、ダンスホール・スタイルの音楽についての意味。
ルーディー
…60年代にキングストンで見られるようになったチンピラのこと。
DJ
…レゲエではこう呼んでいるが、ヒップ・ホップでいうMCのこと。ちなみに、ヒップ・ホップでDJに値する人のことをレゲエでは「セレクター」と呼ぶ。
サウンドシステム
…それぞれのクルーが独自の音を追求する為に、売り物にする音響システム(スピーカーとかアンプ)のこと。
リディム(Riddim)
…リズムのこと。また時折『オケ』とも呼ぶ。
バージョン(Version)
…レコードのB面にある、歌なし、音だけのインストのこと。(リディムと同義語 )
クラッシュ
…サウンド同士の戦い。どちらがどれだけ会場を盛り上げるかが勝負の決め手。
ラバダブ(Rub A Dub)
…ヒップ・ホップでいうフリースタイル。リディムにのせて、DJやシンガー達が自由に歌うこと。
ジョグリン(Jugglin)
…2台のプレイヤーを使って、お手玉のようにレコードを次々にかけていく方法。
ダブプレート(Dub Plate)
…アーティストにお願いして特別に作ってもらったレコード。原曲に対して歌詞やリディムを変えて世界に一つしかないものを作る。サウンドクラッシュではよく相手のことをDISSしたダブをかけ合って客を盛り上げている。
○ここからはパトワ語です。
ヤーマン(Yah Man)
…ジャマイカ人の挨拶として使われる言葉。イエスなどの相槌としても使われる。
ビガップ(Big Up)
…感謝・賞賛の表現として使われる言葉。尊敬するリスペクトという意味合いとしても使用されることもある。
ヌフ・リスペック(Nuff Rispec)
…ありがたい、感心などの尊敬の意として使用される言葉。
ボンボクラ(Bonbo Claat)
…相手に対しての罵倒、驚き、強調などの表現。Blood Claat(ブロドクラ)は同義語。
ワンラブ(One Love)
…統一の表現。
ワグワーン(Wha a Gwaan?)
…どうしたの?
スィーン(Seen?)
…わかる?
ヴァイブス(Vibes)
…感覚、気分
チチマン(Chi-Chi Man)
…おかま。同義語にBattyman(バティマン)がある。